安全大会の挨拶とヘルメット

協力会会長、元請け社長の立場での安全大会の挨拶のお役立ち情報をお伝えしています。

労働災害とは?

time 2026/01/19

簡単に言うと

労働者が業務に起因して被る負傷、疾病、障害、または死亡のこと。「労災」と略されることが多い。安全大会は、この労働災害をゼロにすることを目指して開催される。

解説

労働災害は、労働安全衛生法第2条第1号において「労働者の就業に係る建設物、設備、原材料、ガス、蒸気、粉じん等により、又は作業行動その他業務に起因して、労働者が負傷し、疾病にかかり、又は死亡すること」と定義されている。

労働災害は、その程度によって以下のように分類される。

  • 死亡災害:業務に起因して労働者が死亡したもの
  • 休業災害:負傷または疾病により1日以上休業したもの
  • 不休災害:休業には至らないが、医師の手当を要したもの

建設業は、全産業の中でも労働災害の発生率が高い業種である。厚生労働省の統計によれば、建設業における死亡災害の「型別」では、墜落・転落が最も多く、次いで挟まれ・巻き込まれ崩壊・倒壊と続く。

労働災害の発生状況を示す指標として、度数率・強度率が用いられる。

挨拶での活用アプローチ

「数字」ではなく「一人ひとり」として語る

労働災害の統計は、しばしば数字として報告される。しかし挨拶では「その一件一件に、家族がいる」という視点で語ることで、数字の向こうにある現実を意識させることができる。

「ゼロ」の意味を問い直す

安全大会では「無災害」「ゼロ災」という言葉がよく使われる。挨拶では「ゼロを目指すのは当然のこと。問題は、それを当然と思い続けられるかどうかだ」という形で、目標の意味を問い直すことができる。

「労働災害」を現場の言葉に言い換える

「労働災害」は法律用語であり、管理する側の言葉でもある。安全大会の挨拶で現場の一人ひとりに届けるには、「就業中の怪我」「現場での事故」「仲間の怪我」など、より具体的で身近な表現に言い換えることが効果的だ。「労働災害ゼロ」より「怪我なく家に帰る」と言ったほうが、自分ごととして響きやすい。

「労働災害」は誰のための言葉か。現場に届く言い換えを考える

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この記事を書いた人

ニーバーオフィス

挨拶原稿会社の代表者です。安全大会での挨拶について、多くの協力会の会長さん、元請けの社長さんのご助力をしてきた経験から、挨拶の内容やアイデア、マナー、それから安全大会がどのようなものかなど、さまざまお伝えしています。