安全大会の挨拶とヘルメット

協力会会長、元請け社長の立場での安全大会の挨拶のお役立ち情報をお伝えしています。

親綱・安全ネットとは?

time 2026/01/19

簡単に言うと

墜落災害を防止するための安全設備。親綱はフルハーネスのランヤードを接続するためのロープ、安全ネットは墜落した人を受け止めるための網である。

解説

親綱と安全ネットは、墜落・転落災害を防止するための代表的な安全設備である。

親綱

親綱は、作業者が装着した墜落制止用器具(フルハーネス)のランヤードを接続するために、水平または垂直に張り渡すロープである。

  • 水平親綱:作業床に沿って水平に張り、作業者が移動しながら作業できる
  • 垂直親綱:梯子や垂直面に沿って張り、昇降時の墜落を防止

親綱の設置にあたっては、以下の点に注意が必要である。

  • 十分な強度を持つ支持点への取り付け
  • 適切な張力の維持(たるみすぎると落下距離が長くなる)
  • 同時に接続する作業者数の制限
  • 定期的な点検と劣化したものの交換

安全ネット

安全ネットは、作業者が墜落した場合に受け止めるために張る網である。足場の外側、開口部の下、鉄骨工事の作業面下などに設置される。

  • 作業床からネットまでの距離は、なるべく短くする
  • ネットの網目の大きさ、強度は規格に適合したものを使用
  • 定期的な点検と損傷部分の補修

安全ネットは「落ちても大丈夫」という設備であり、「落ちないようにする」対策(手すり、フルハーネスなど)と併用することが重要である。

挨拶での活用アプローチ

「二重三重の備え」の象徴として語る

挨拶では「手すりがあり、フルハーネスを着け、さらに安全ネットがある。なぜここまでやるのか。それは、一つの対策だけでは万全ではないから」と語り、多重防護の考え方を伝えることができる。

「最後の砦」の意味を問う

安全ネットは最後の砦である。挨拶では「安全ネットがあるから安心、ではない。ネットに落ちるということは、他のすべての対策が失敗したということ。ネットに落ちない努力が先」と伝え、本来の対策の徹底を促すことができる。

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この記事を書いた人

ニーバーオフィス

挨拶原稿会社の代表者です。安全大会での挨拶について、多くの協力会の会長さん、元請けの社長さんのご助力をしてきた経験から、挨拶の内容やアイデア、マナー、それから安全大会がどのようなものかなど、さまざまお伝えしています。