安全大会の挨拶とヘルメット

協力会会長、元請け社長の立場での安全大会の挨拶のお役立ち情報をお伝えしています。

ヒヤリハットとは?

time 2026/01/19

簡単に言うと

事故には至らなかったが、「ヒヤリ」としたり「ハッと」したりした危険な体験のこと。重大事故の予兆として捉え、報告・共有することで事故を未然に防ぐ取り組みに活用される。

解説

ヒヤリハットは、日本独自の造語で、危険を感じた瞬間の感覚を表現している。英語では「ニアミス(near miss)」や「クローズコール(close call)」に相当する。

ハインリッヒの法則によれば、1件の重大事故の背後には300件のヒヤリハットがあるとされる。つまり、ヒヤリハットは「事故の芽」であり、この段階で摘み取ることができれば、重大事故を防ぐことができる。

建設業界では、多くの現場でヒヤリハット報告制度が導入されている。報告された事例は、朝礼やツールボックスミーティングで共有され、類似事故の防止に役立てられる。

ただし、ヒヤリハット報告には課題もある。「報告すると叱られる」「面倒くさい」「恥ずかしい」といった心理的ハードルから、報告が上がりにくい現場も少なくない。報告しやすい雰囲気づくりや、報告者を責めない文化の醸成が重要である。

挨拶での活用アプローチ

「報告してくれてありがとう」の文化を語る

挨拶では、ヒヤリハットを報告することの価値を強調し、「報告してくれた人を責めるのではなく、感謝する文化をつくりたい」というメッセージを伝えることができる。これにより、報告への心理的ハードルを下げる効果が期待できる。

自身のヒヤリハット体験を共有する

元請け社長や協力会会長が自らの過去のヒヤリハット体験を語ることで、「誰にでも起こりうること」「報告することは恥ずかしいことではない」というメッセージを伝えることができる。

関連用語

関連記事

この記事を書いた人

ニーバーオフィス

挨拶原稿会社の代表者です。安全大会での挨拶について、多くの協力会の会長さん、元請けの社長さんのご助力をしてきた経験から、挨拶の内容やアイデア、マナー、それから安全大会がどのようなものかなど、さまざまお伝えしています。