安全大会の挨拶とヘルメット

協力会会長、元請け社長の立場での安全大会の挨拶のお役立ち情報をお伝えしています。

「油断大敵」は事故が起きた後に気づく

time 2025/10/11

安全大会の挨拶で使える名言・ことわざシリーズ

今回は

「油断大敵」

です。

 

「油断大敵」

意味:

油断こそが最大の敵。気の緩みが事故の原因になる。

例文:

現場で一番怖いのは、慣れによる油断です。まさに「油断大敵」。小さな気の緩みが大きな事故につながります。

ポイント:

「油断」や「慣れ」は多くの場合、本人が自覚していないのが本質的な怖さです。

つまり、

  • 「気が緩んでいる」ときは、たいていその自覚がない。
  • 「慣れたから大丈夫」と思っているときこそ、危険が潜んでいる。
  • そしてそのことに気づくのは「ヒヤリ」とした後か、「事故が起きた後」になってしまう。

この点を踏まえると、「油断大敵」という言葉を安全大会の挨拶で使う際には、単なるスローガンとしてではなく、『油断は気づけない敵なんだ』という意味を込めると響くと思います。つまり、「油断大敵」は“警鐘”であると同時に、“自分を見つめ直すための言葉”でもあるわけです。

この記事を書いた人

ニーバーオフィス

挨拶原稿会社の代表者です。安全大会での挨拶について、多くの協力会の会長さん、元請けの社長さんのご助力をしてきた経験から、挨拶の内容やアイデア、マナー、それから安全大会がどのようなものかなど、さまざまお伝えしています。

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