2025/10/20
安全大会の挨拶で使える名言・ことわざシリーズ
今回は
「油断大敵」
です。
「油断大敵」
意味:
油断こそが最大の敵。気の緩みが事故の原因になる。
例文:
現場で一番怖いのは、慣れによる油断です。まさに「油断大敵」。小さな気の緩みが大きな事故につながります。
ポイント:
「油断」や「慣れ」は多くの場合、本人が自覚していないのが本質的な怖さです。
つまり、
- 「気が緩んでいる」ときは、たいていその自覚がない。
- 「慣れたから大丈夫」と思っているときこそ、危険が潜んでいる。
- そしてそのことに気づくのは「ヒヤリ」とした後か、「事故が起きた後」になってしまう。
この点を踏まえると、「油断大敵」という言葉を安全大会の挨拶で使う際には、単なるスローガンとしてではなく、『油断は気づけない敵なんだ』という意味を込めると響くと思います。つまり、「油断大敵」は“警鐘”であると同時に、“自分を見つめ直すための言葉”でもあるわけです。