安全大会の挨拶とヘルメット

協力会会長、元請け社長の立場での安全大会の挨拶のお役立ち情報をお伝えしています。

度数率・強度率とは?

time 2026/01/19

簡単に言うと

労働災害の発生状況を数値で表す指標。度数率は災害発生の「頻度」を、強度率は災害の「重篤度」を示す。企業や業界の安全成績を比較・評価する際に用いられる。

解説

度数率と強度率は、労働災害の発生状況を客観的に把握するための統計指標である。

度数率

100万延べ実労働時間あたりの労働災害による死傷者数を表す。計算式は以下のとおり。

度数率 =(労働災害による死傷者数 ÷ 延べ実労働時間数)× 1,000,000

度数率が高いほど、災害が「頻繁に」発生していることを意味する。

強度率

1,000延べ実労働時間あたりの労働損失日数を表す。計算式は以下のとおり。

強度率 =(延べ労働損失日数 ÷ 延べ実労働時間数)× 1,000

強度率が高いほど、1件あたりの災害が「重篤である」ことを意味する。

建設業は他産業と比較して度数率・強度率ともに高い傾向にある。これらの指標は、自社の安全成績を過去と比較したり、業界平均と比較したりする際の基準となる。

挨拶での活用アプローチ

自社の数字を「見える化」する

安全大会の挨拶で「当社の度数率は○○で、業界平均の○○と比較して…」と具体的な数字を示すことで、安全への取り組みの成果や課題を明確に伝えることができる。

「数字の改善」と「現場の実感」をつなげる

度数率が下がったとしても、現場の作業員がそれを実感できなければ意味がない。挨拶では「この数字の改善は、皆さん一人ひとりの日々の注意の積み重ねの結果だ」と語ることで、統計と現場をつなげることができる。

現場には「人数」で伝える

度数率・強度率は経営陣や役員が安全成績を分析・比較するための指標であり、現場の作業員には抽象的で伝わりにくい。安全大会の挨拶では、「昨年○人が怪我で入院した」「○人が休業した」という具体的な人数で伝えるほうが、自分ごととして響きやすい。統計指標は、具体的な話をした後の補足として使うのが効果的だ。

度数率・強度率という建設業の言葉ではなく、現場には「○人が怪我をした」と伝える

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この記事を書いた人

ニーバーオフィス

挨拶原稿会社の代表者です。安全大会での挨拶について、多くの協力会の会長さん、元請けの社長さんのご助力をしてきた経験から、挨拶の内容やアイデア、マナー、それから安全大会がどのようなものかなど、さまざまお伝えしています。