安全大会の挨拶とヘルメット

協力会会長、元請け社長の立場での安全大会の挨拶のお役立ち情報をお伝えしています。

「ご安全に」とは?

time 2026/01/19

簡単に言うと

建設業や製造業で広く使われる挨拶言葉。「おはようございます」「お疲れ様です」の代わりに、または併せて使用され、お互いの安全を願う気持ちを込めた言葉である。

解説

「ご安全に」は、ドイツの炭鉱で使われていた挨拶「Glück auf(グリュック・アウフ)」が起源とされる。これは「無事に帰ってこい」という意味を持ち、危険な坑内作業に向かう仲間への願いを込めた言葉だった。

日本では、住友金属工業が1950年代にこの挨拶を取り入れ、その後、鉄鋼業、製造業、建設業へと広がっていった。現在では、多くの建設現場で日常的に使われる挨拶となっている。

「ご安全に」という言葉には、以下のような意味が込められている。

  • 相手の安全を願う気持ち
  • 自分も安全に作業するという宣言
  • 安全意識を常に持ち続けるための自己暗示
  • 職場全体で安全を大切にする文化の表現

「ご安全に」は単なる挨拶ではなく、安全文化を象徴する言葉である。この言葉を交わすことで、日常的に安全への意識を高め合う効果がある。

挨拶での活用アプローチ

「ご安全に」の由来を語る

多くの作業員は「ご安全に」を習慣的に使っているが、その由来を知らない人も多い。挨拶でドイツの炭鉱の話を紹介し、「この言葉には、仲間の無事を願う先人たちの思いが込められている」と語ることで、言葉の重みを再認識させることができる。

「言葉」と「行動」をつなげる

挨拶では「『ご安全に』と言うだけでは、安全は守れない。しかし、この言葉を交わすたびに、安全を意識するきっかけになる」と伝え、言葉を形だけで終わらせず、具体的な行動につなげることの重要性を訴えることができる。

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この記事を書いた人

ニーバーオフィス

挨拶原稿会社の代表者です。安全大会での挨拶について、多くの協力会の会長さん、元請けの社長さんのご助力をしてきた経験から、挨拶の内容やアイデア、マナー、それから安全大会がどのようなものかなど、さまざまお伝えしています。