2025/11/21
簡単に言うと
高所での作業を安全に行うために設置する仮設の作業床・通路。建設現場において最も多く使用される仮設設備であり、墜落・転落災害防止の要となる。
解説
足場は、建築物の外壁工事、塗装工事、設備工事など、高所での作業を行う際に設置される仮設構造物である。労働安全衛生法および関連規則により、設置基準が詳細に定められている。
主な足場の種類は以下のとおりである。
- 枠組足場:建枠を組み合わせた最も一般的な足場
- 単管足場:鋼管を組み合わせた足場、狭い場所にも対応可能
- くさび緊結式足場:部材をくさびで緊結する足場、組立て・解体が比較的容易
- 吊り足場:上部から吊り下げる足場、橋梁工事などで使用
- 移動式足場(ローリングタワー):キャスター付きで移動可能な足場
足場からの墜落災害を防ぐため、以下の措置が義務付けられている。
- 作業床:幅40cm以上、隙間3cm以下
- 手すり:高さ85cm以上の手すりと中さん
- 幅木:高さ10cm以上の幅木(物の落下防止)
- 昇降設備:安全な昇降のための階段や梯子
足場の組立て・解体・変更には、作業主任者の選任と特別教育を受けた作業者の配置が必要である。
挨拶での活用アプローチ
「足場は命を預ける場所」として語る
挨拶では「足場の上で作業するということは、自分の命を足場に預けるということ。だから、足場の点検は他人任せにせず、自分の目で確認してほしい」と伝え、作業前点検の重要性を訴えることができる。
「組む人」と「使う人」の連携を語る
足場を組む職人と使う職人は異なることが多い。挨拶では「足場を組んでくれた人は、皆さんの安全を考えて組んでくれている。その思いに応えるためにも、正しく安全に使ってほしい」と伝え、職種を超えた連携意識を促すことができる。