2025/11/21
簡単に言うと
現場を巡回して危険箇所や不安全行動をチェックする活動。定期的に実施することで、潜在的な危険を早期に発見し、事故を未然に防ぐ効果がある。
解説
安全パトロールは、安全施工サイクルの一環として、建設現場で定期的に実施される巡視活動である。
安全パトロールには、実施主体や頻度によっていくつかの種類がある。
- 日常パトロール:現場責任者が毎日実施
- 週間パトロール:元請け・下請け合同で週1回程度実施
- 月間パトロール:本社・支店の安全担当者を含めて月1回程度実施
- 特別パトロール:安全週間や繁忙期など特定の時期に実施
パトロールでチェックする主な項目は以下のとおりである。
- 足場、開口部などの墜落防止措置
- 重機・クレーン周辺の立入禁止措置
- 保護具の着用状況
- 整理整頓(5S)の状況
- 電気設備、消火設備の状態
- 作業手順の遵守状況
安全パトロールは「監視」ではなく「支援」の姿勢で行うことが重要である。指摘するだけでなく、良い取り組みを褒め、改善策を一緒に考える姿勢が、現場の安全意識向上につながる。
挨拶での活用アプローチ
「見られている」から「一緒に見る」へ
安全パトロールを「監視」と捉えると、作業員は萎縮したり、パトロール時だけ取り繕ったりする。挨拶では「パトロールは皆さんを監視するためではなく、一緒に危険を見つけるため」というメッセージを伝え、協働の姿勢を示すことができる。
「良いところ」も見つける
パトロールは問題点の指摘だけでなく、良い取り組みを発見・共有する機会でもある。挨拶では「良い事例をどんどん広げていきたい」と伝え、前向きな安全活動を奨励することができる。