2025/11/21
簡単に言うと
厚生労働省と中央労働災害防止協会が毎年発表する、その年の労働安全衛生活動の指針となる標語。全国安全週間、全国労働衛生週間それぞれにスローガンが設定される。
解説
安全スローガンは、全国安全週間および全国労働衛生週間に合わせて発表される。その年の労働災害の傾向、社会情勢、安全衛生行政の重点施策などを反映した内容となっている。
スローガンは一般公募で募集され、審査を経て決定される。全国の事業場では、ポスターや横断幕に掲示されるほか、安全大会での挨拶や朝礼でも引用される。
近年のスローガンに見られる傾向として、以下のようなキーワードが含まれることが多い。
- リスクアセスメント:事前に危険を評価し対策を講じる
- 全員参加:一部の担当者だけでなく全員で取り組む
- コミュニケーション:声かけ、報告、相談の重要性
- 働き方改革:長時間労働の是正、健康経営
- 基本の徹底:当たり前のことを当たり前に行う
スローガンは毎年変わるが、その根底にある「働く人の命と健康を守る」というメッセージは普遍である。
挨拶での活用アプローチ
スローガンを「自分の言葉」で語る
安全大会の挨拶でスローガンをそのまま読み上げるだけでは、聞き手の心に残りにくい。挨拶では「今年のスローガンを、私なりに解釈すると…」という形で、自分の言葉に置き換えて語ることで、メッセージに説得力が生まれる。
過去のスローガンと比較する
数年前のスローガンと今年のスローガンを比較し、「安全を取り巻く環境は変化している。我々も変化しなければならない」という文脈で語ることで、時代に合った安全活動の重要性を伝えることができる。